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「フリーゲームが好き」ってよく考えるとおかしくない?

 

コラム

皆さんこんにちは。一般的なフリーゲーマーの扇風機と申します。
フリーゲームは時たま作ったりはしますが基本的には遊ぶ側の人間です。またコラムなんて書いたことないので気楽に読んでくださればと思います。

早速ですが本題に入る前に一つ質問をしようと思います。皆さんぜひ心の中で考えてみてください。
それではいきますよ。
Q.このコラムを読んでいるあなたは「フリーゲームが好き」ですか?

はーい、ありがとうございます。まぁわざわざこんなコラム読みに来ているので「好き」っていう方が多いんじゃないかなって思います。もちろん私も好きです。

それではもう一つ質問です。
Q.「フリーゲームが好き」っておかしくないですか?

これは中々難しい質問だと思うんですけど、どうですかね?
いや「ゲームが好き」なら分かりますよ。
でもフリーゲームってあくまで「free game(無料のゲーム)」じゃないですか。
わざわざ「私は有料のゲームが好きです!」なんて言う人あんまりいないでしょ。
しかもアクションゲームとかパズルゲームといったジャンルのくくりではなく、「フリーゲーム」が好きって言うんですよ。作品ごとの中身だってバラバラです。

けれど「フリゲ好き」は世の中に意外といるんですよ。でその人たちがみんなケチだからフリゲ好きってわけでもなさそう。不思議ですよね。
そこで私はとある仮説を考えてみました。それがこちら
「フリーゲームには無料であることに加えて共通した魅力がある」
という説です。
今回のコラムではそういった感じで「フリーゲーム全体の」魅力を見ていきながら上の問いを検証しようと思います。中々に壮大な話。
もちろんここで挙げる特徴が全て個別のゲームに存在するというわけではないので、あくまでこういう傾向があるよねということで読んでいただければありがたいです。

1.ほぼ純度100%の「作品」
やっぱりフリゲの強みといえばこれですよね。フリーゲームには製作者の方々のやりたいことが詰まっています。
そのため徹頭徹尾意味不明のゲームでも一発に全振りしたゲームでも何でもありです。
開始5分で終わっても王道の長編でもOK!
インディーと呼ばれるゲームでも多くは複数の人々が関わっていますがフリーゲームの多くは個人製作。各製作者さんたちの「色」が濃くでています。
私は「こんなの絶対営利目的じゃ作らないだろw」みたいな良い意味で狂ったゲームが好きなのでそれを味わえるのはフリーゲームならでは。
技術的な問題はあったりしますが作りたいモノがそのまま出てくるからこその魅力がフリーゲームには溢れています。

2.操作が分かる・手軽に遊べる
「Zは決定、Xはメニューかキャンセル、十字キーで移動」
とりあえず羅列してみましたがフリーゲーマーの皆さんなら見たことのある操作方法じゃないですかね。
「Shiftを押しながら移動でダッシュか遅い移動・F4で画面サイズ変更・F12で再読み込み」
いくつかのツールが混じっていますがこんなのも知っていますかね?
これって何のゲームの操作方法ですか?

はい、個別のタイトルを挙げることもできますがこれって「フリーゲームの操作方法」なんですよね。これはツクールやウディタに多いタイプです。
多分今同時開催している新人フリーゲームコンテストに出ている作品も(ジャンルによりますが)ほとんどこの操作で遊べると思います。
ティラノビルダーでもSRPG Studioでも同じです。私達はフリーゲームに関してプレイする前から何となく操作方法やUIを知っているんです。

だから何なの?と思った方、これって実は凄いことなんです!
どんなゲームでも一番初めに操作方法を説明しないといけません。それはゲームをプレイするための最低条件になってくるからです。
でも多くのフリーゲームはそのステップを無視できます。操作方法を覚えるという最初の壁を無くせる、これはプレイヤーにとっては非常に楽なんですね。
ゲームとしても「画面外のプレイヤーに対する説明」というある種の雑音を排除することができるのでスムーズに導入を進められます。
当然分からなければゲームの外にあるreadmeを読めばよいので閉鎖的な相互理解というわけではありません。
製作者側は作りやすく、プレイヤー側は遊びやすい「文化」のようなものがフリーゲームには根付いているんじゃないかな、なんて思います。

3.無料である
いや結局それかい!と思った方。はい結局ここに来ます。
フリーゲームの良さを語る時に「無料である」という部分は絶対に外せないんですよね。
でもこの無料であるという特徴は単に価格が0円であること以上の強みが詰まっています。
ただちょっと現金な話にはなってしまいますが…。

それはトライアンドエラーがしやすいということ
無料であるが故にプレイヤーは遊んでみて、つまらなかったらすぐにアンインストールができます。そのため自分に合った作品に出会いやすいです。
8000円のゲームを開始5分で投げるのは勇気が要りますがフリゲには要りません。
ちょっと気になったゲームをダウンロードして、自分が続きを見たい、もっと遊びたいと思えば遊び続ける。こうしたPCやスマホさえあればいくらでも遊べるのがフリーゲームの強みです。

またこの理論、一見プレイヤー側には有利で製作者側には不利に見えますが実は製作者側にも有利に働いています。
それは裏を返せば様々な人から手軽に手に取ってもらえるということ。どれだけ面白いゲームでも遊んでもらえなければ評価はされませんがその初めの部分がフリーゲームはとても強いです。
某文芸部や某倉庫番のゲームも無料でユーザーを引きつけてからSNSで拡散され有名作品となりました。無料の作品は周囲への布教も簡単です。
無料であるということは実は大きなパワー秘めているんですね。

終わりに
ということでいくつかの特徴を見ていきました。
結果として言いたいことは「フリーゲームが好きなのはおかしくない!」ということです。
みなさんもこれからは堂々とフリゲが好きだと叫びましょう。

また上でも書きましたが今回はあくまでフリーゲーム全体を見ています。個別のゲームに絞ればまたそれぞれ別の魅力に溢れているのは言うまでもないですよね。

長々と書きましたがフリーゲームには色んな魅力があるんだなぁと思っていただければ幸いです。ご覧戴きありがとうございました。

 

(扇風機 Twitter

 

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