【重要】第4回新人フリコン審査に関するご連絡

美麗なイラストはゲームの評価に直結するのかについて

 

ゲームを作成する際、皆さんも一度は考えたことがあるかもしれない
「イラストなどのビジュアル面とゲームのクオリティ」の関係性について
自分の制作談から語っていこうと思います。

みなさんは、ゲームそのものの評価やクオリティにおいてどうお考えでしょうか?

過去の新人フリコンの受賞作品に画的に綺麗な作品が入賞していたり、
実況されるゲームに絵的な魅力的な作品が選ばれることが多かったりと、
もしかしたら「やっぱりゲームの内容より見た目が良い作品のほうが評価されて人気がでるんだ!」とか
「素材や発注で沢山お金積める作品のほうが強い!なんか平等じゃない!」
って思ったことがある方もいるかも知れません。

確かにぱっと見の他作品との差別化で目を引くために、
オリジナルのイラストを入れたり、クオリティの高い素材を使うのは
一定の効果があるとは思います。

しかし、美麗なイラストを使ったところで、必ずしもゲームのDL数増えたり評価が高くなったりするわけではありませんでした。

自分はRPG系を中心に様々なジャンルでの作品実績があります。
デフォルト素材のみの作品、フリー素材のみの作品、自作で素材を作ってみた作品、
沢山お金を積んで、イラストレーターにイラストを用意して頂いた作品もあります。

しかし、その中で最も圧倒的DL数が多く、唯一1000DLを一年以内に越えることができたのは
よく見かけるようなフリー素材で固めた試作的な作品でした。
(とりあえず公開していただけで、他自作品と比べて宣伝とかもしてなかったのに…)

他の作品は500DLにも至っていない作品にもなってしまい、あまりレビューもいただけていません。

その作品は他作品と何が異なったのでしょうか?
私が考察する要素としては、

①遊べる環境の多さ
②ゲームとしてのわかりやすさ
③見た目のわかりやすさ

だったように思います。

①についてですが、その作品のみブラウザ出力が何故か上手くいき、アツマールでも公開していました。
ブラウザ上のみでも遊べ、スマホからの接続もでき、ダウンロードの手間がない為、
普段ふりーむなどからDLして遊ばない層の方々からも手にとってもらえたように思います。

②についてですが、普段の作風として世界観設定や特殊ギミックにこだわり、難解で奥が深めのゲームを作りがちな中、
その作品のみ、「とりあえず複数のジョブからメンバー選んでダンジョンに突撃する」といったような
シンプルかつプレイヤーが自由に選択し遊べるという、誰でも分かりやすくシナリオとしても誰でも理解しやすい単純明快で軽めの内容でした。
故に他自作品と比べ最後まで遊んでもらえる作品となり、レビューをいただきやすかったように思います。

③作品の公開ページのアイコンや説明も、かなりシンプルに作っており、
作品ページやアイコンからも、「なんかとりあえずダンジョンに潜るRPG」みたいな感じで分かりやすいものになっていました。
ゲームを探す際も「恋愛ノベルゲーやりたい」とか「ダンジョン系やりたい」みたいな感じでジャンルとしては目的をもって遊ぶゲームを探すことが多いので、
もしかすればその「わかりやすさ」がゲームの需要がある人に上手く繋がったのかもしれません。

また、先程作った作品例に挙げた「沢山お金を積んで、イラストレーターにイラストを用意して頂いた作品」がなぜ伸びなかったかというと
上記の①②③がかなりおろそかで、「内容もぱっと見のジャンルもストーリーも分かりづらく、最後まで遊んでもらうにはかなり人を選ぶ作品」
かつ、「イラストのみのクオリティだけがよくて、何度も戦闘や探索をしたくなるようなギミックもなく、UIやフォントをはじめとした画面の全体的なデザインができておらず、没入感のある雰囲気づくりができなかった作品」
だったからではないかと考えております。

すなわち、イラストなどの見た目をよくしても、
「デザインとしてのゲーム、内容としてのゲームが分かりやすいかつ良い作品」
「まずはプレイヤーに最後まで遊んでもらえるような夢中になる工夫や分かりやすさのある作品」
という側面をきちんと備えていなければ、DL数や評価に繋がらないのだと思います。

 

(匿名)



 

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